市立札幌病院救急医が大量退職 ー救急はつらいよ

市立札幌病院救急医が大量退職

以前の記事は↑こちら。救急の先生も大変なんです。

救急での研修

かくいう私も、研修医時代は救急部で研修したことがあります。地域の中核都市でどっぷりと2−3次救急を対応する病院だったので、急性腹症から心肺停止まで、いろんな患者がやってきていました。

基本的にはシフト制になっているようでしたが、そもそも救急の先生の数が少ないので、週休2日というわけにはいきません。トータルすると週に6日勤務とかになっていたでしょうか。

また、オンオフがはっきりしているのがいい、と言われることもありますが、実態は違います。担当の患者さんがなくなればOFF日であっても病院にいかなければなりませんし、17時に勤務交代として、16時40分に搬送が来て、初期対応をしていれば19-20時までかかってしまいます。

電話の音が辛い

一番辛かったのは、救急コールでしょうか。いつ、どこで鳴るかわからない電話に怯えなければ1日を過ごさなければなりません。昼間はまだいいとしても、夜に電話がなれば、いつ何時であっても飛び起きて、依頼を受け、処置をしなければなりません。

私はこれが研修中にいちばん精神的に辛かったですね。研修が終わってからも2−3ヶ月くらいは電話の音に怯えていました。救急科は精神的にも肉体的にも体力を使います。

救急診療科は大変

ということで、半分いとこ、兄弟みたいな麻酔科からみても、救急は大変な診療科なんです。内科の先生から見れば、世界は違って見えるでしょう。

市立札幌病院の救急の先生方も、相当苦労されながら仕事をされていたことと思います。そのような状況にあって、たとえば病院側から給料を減らす案がでたりとか、業務を広げるような案が出たりとか、患者からクレームがあって問題になったとか、すると、現場は一気に士気を失ってしまうものです。

実際に市立札幌病院の救急科でどのようなイベントがあったのかはわかりませんが、札幌市の救急にとってはとても良いことではありませんね。

 

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