この企画は、もし医療ドラマの登場人物の医者たちが現実にいた場合の結婚攻略法を妄想したものです。
医療ドラマの登場人物は激しめの人が多いのでなかなか現実の医療界に当てはまらない人格が多いのですが、、もし貴方が似たタイプを攻略したい場合の参考にしてみてください?
#1 財前五郎 [唐沢寿明]
白い巨塔 (2003年放送)
医師界での出現頻度 : 1%
攻略難易度 :★★★☆☆
結婚相手としての偏差値:★★☆☆☆
診療科 :消化器外科
性格タイプ :こおりタイプ
実力を兼ね備えた自信家で野心家。実は、貧乏から努力で上り詰めてきた苦労人。母思いな一面も。
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出会い
ドラマ中では、金銭的援助を受けるための政略結婚のような描かれ方でした。そして、愛人は医療に詳しい美人ママの花森ケイコ(黒木瞳)という隙のなさ。おそらくは、入り込む余地があるとすれば、財前先生が学生時代または苦しい研修時代を支える彼女といったところでしょう。
出会いの場は、院内でも、院外でもよいですが、おそらくかなりの多忙な時期でもあるだけに合コンなどには参加していないのでは。という危惧はあります。院内での場合は、仕事ができる印象をつけることから始めるのがよいでしょう。また、それでいて出しゃばらない態度がお好みではないでしょうか。仕事、上司の罵倒に憔悴した時にかけられる優しい一言ほど効くものはありません。
恋人-結婚編
多忙なだけに、頻回のデートなどは叶わないでしょう。それにいちいち機嫌を悪くしてはいけません。また、仕事の話も基本はプライベートに持ち込まないでしょう。でも、仕事の話につながるような話をしてきたときは助けてほしいサインです。其の場凌ぎではない、意見をストレートに伝えることが大切です。この辛い時代をしっかりと支えることで、「今の自分があるのは君のおかげだ」と思われるような存在になることが、重要です。財前先生の努力の原動力の一つが母に親孝行するということであったことからもわかるように、苦楽を共にした人への温情は厚いのではと思えます。
結婚を見据えた場合に、家事や育児をこなせそうな家庭的な一面と、病院関連の付き合いに連れて行っても恥ずかしくない社交性を兼ね備えた面を見せることが必要です。たとえば、どんなに遅く帰ってきても簡単な食事を作ってあげるとか、パーティーなどへの参加の際の着こなしとかでしょうか。
結婚に踏み切るタイミングは、合理主義で、決断力もあることから早めなのではないかと思います。
ただ、忘れてはならないのは野心家であることです。ドラマ中では婿養子になることも厭わなかったという徹底ぶりですから、もしかしたら、その時点で切られる可能性があります。密かにその動向はチェックしなくてはなりません。最終手段としては、建前を気にする人物であることからもこちらが既成事実をつくることで対抗するのが有効かもしれません。(かなり危ない掛けですが。)
結婚後編
基本的に、家事や育児などもろもろは一人でこなさなくてはいけないでしょう。また、病院関連の付き合いも多くて大変なのではと思います。(ドラマ中では教授夫人会など、かなりの泥沼感がありました。)また、ドラマ中では浮気もしています。金銭的にも大学病院の勤務医ですからそれほど高くなく、結果的に早死にされてしまうとなると(結婚時点で予見はできませんが、)ややコスパは悪めです。
総評
自信家だけにとっつきにくいが、一旦相手にとってかけがえのない相手として認識されれば、決断も素早いのでトントン拍子に結婚できるかも。結婚後の留守、浮気は覚悟の上で。