無痛分娩ってご存知でしょうか?
要するに
麻酔をして痛くなく赤ちゃん産みましょう!
てことです。
最近では、妊婦さんの雑誌に特集されて有名人が無痛分娩しました体験談とか披露していたりして、妊婦さんの間でも認知度が高くなっていると思います。
そりゃ痛くなく産めるならその方がいいですよねー!
でもそう単純に行かないからこそ、手術の時に全員麻酔するのに、出産では2割くらいの人しか(日本では)無痛分娩を選択していません。
というのも、本当に赤ちゃんに安全なのか?という問いが付いてくるからです。
実は、産科医や助産師さんにも無痛分娩にあまりいい印象を抱いていなくて、積極的に進めていない人も多いです。
でも、アメリカやヨーロッパでは8割くらいの人が無痛分娩を利用しているそうです。他人がやっているから大丈夫というのは根拠に欠けますが、先進国の中では決して邪道な方法ではないのです。もちろん、リスクはあります。だからこそ、正しい知識が必要ですよね。
あと、意外と厄介なのが、「お腹を痛めた子」という思想です。やっぱり家族の手前楽に産むことが、愛のなさのように語られてしまう風潮はあるようですね。
まぁもちろん考え方は自由ですが、
そんなに悪者にするなよ無痛分娩!一生懸命こっちは、やってるんだからさーの気持ちでいっぱいになったので、
まずは麻酔科的に無痛分娩を知ってもらおうと思って助産師さん向けの勉強会用に作った資料です。興味を持った方はご覧ください。
*資料では無痛分娩を全く痛みを感じないわけではなく、和らげるという意味を込めて「和痛分娩」としています
[…] 無痛分娩について […]