JB-POT2016挑戦記1 〜序章〜

世の中には、「〇〇検定」だとか、「〇〇コーディネーター」だとかの資格や試験が溢れかえっていますが、それは医者の世界も例外ではありません。

「〇〇認定医」「〇〇専門医」がずらーっとならんだ医師の経歴欄は、同業者からみてもやはり輝いて見えるし、患者さんから見ても「よくわかんないけど、しっかりやってそう」な医師にみえたりします。

まあ、結局は

「私はこんなに勉強してやったぜ!(金をつぎ込んで!!)」

というわかりやすい自己主張みたいなものですよね。

JB-POTとは

麻酔科領域では、日本周術期経食道心エコー認定委員会が主催する認定資格、通称”JB-POT”という試験があります。

内容は、心臓手術で主に使われる経食道心エコーの知識を問われるもので、これを持っていると、「JBポッター」などと、まるであの有名シリーズの魔法使いのように呼んでもらえ、オペ室中を鼻高々に飛び回れる?オイシイ資格です。

難易度は?

その合格率ですが、毎年約500名弱が受験し、そのうち合格者は250-300名程度、つまり合格率が50%前後です。

受験資格は特にありませんが、ほとんどが受験戦争を得意分野とする医師であることを鑑みると、かなりの難解な試験ということは想像に難くない思います。

凡な能力と非凡人なプラス思考の私は、「難しいテストなら、落ちても恥ずかしくないし、万が一受かったらめっちゃ自慢できるじゃん!!」とこの試験に挑もうと一念発起しました。

試験の基本情報

[最新情報はHPでご確認を!↓↓]

日本周術期経食道心エコー認定委員会

試験開催: 年1回 毎年11月前半の日曜日
場所: 大阪会場と東京会場がある
内容: 経食道心エコーの知識
方式: CBT方式
 ビデオ選択式; 30症例
  文章選択式;80題
言語: 日本語か英語
試験時間: 約5時間  終了は16:00ころ
受付期間: 7月から8月末まで
 *ただし、定員になり次第締め切り(2016年は7/12現在で東京会場は満席。)
受験資格: 特になし
受験料: 40,000円
合格した場合 合格証発行料:  10,000円
それに付随して、年に2回講習会があります。時期は3月ごろと7月ごろ。
 講習会は、東京または大阪で開催され、土日2日間(参加費30,000-40,000円)
参加者には、講習会の模様が収録されたDVDが貰えます。
そして、なんと1日の講習ごとに10点が試験で加算されるそうです。

また、講習会のDVDは購入することも可能です(25,000-30,000円)

その他にも、秋頃の心臓血管麻酔学会などでも直前講習会が開かれたりするようです。

試験費用

試験勉強の内容、勤務地にもよりますが、

地方勤務、TEE勉強未経験、講習会1回参加の場合

講習会参加費用:                      40,000円
試験受験費用(合格の場合): 50,000円
交通,宿泊費(2往復):        約80,000円
講習会ビデオ購入(1本):    30,000円
教科書費用:         50,000円

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計:250,000円

いやぁ。結局は世の中カネですなぁ´д` ;

地方のしがない雇われ麻酔科医にとったら痛い出費です。
JB-ボッターなんていう憎まれ口を叩くのはやめて、
もったいなさを活力に勉強に勤しむことといたしましょう。

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